ロケットとは?
ロケットは、ルッコラとも言います。ロケットが英語名でルッコラがイタリア名です。
大根の葉に似た葉は、ピリッと辛く食欲をそそります。
学名: Eruca vesicaria subsp, sativa
英名: rocket, garden rocket
伊名: rucola
和名: キバナスズシロ
科名: アブラナ科
原産地: 地中海沿岸、西アジア
使用部位: 葉
ロケット(ルッコラ)の成分や効果・効能
含有成分は、イソチオシアネート類やビタミンCです。
強力な抗菌作用と解毒作用を持つので、毒素を身体の外に早く排出させます。
その他、消化促進や健胃、強壮に役立ちます。
毒素を排出してくれるので、肉体疲労にも役立ちます。
ロケット(ルッコラ)の食べ方
若い葉を生のままサラダなどにくわえたり、 ピザやパスタに加えたり、和風にお浸しにしたり、スープに加えたりして利用します。
春に咲く白い花を、エディブルフラワーとして、サラダに散らしたりしてもいいですよ。見た目も可愛いですし、当たり前ですがこのお花もルッコラ独特の胡麻風味がします。
ロケット(ルッコラ)の育て方
種まき・植え付け
早春に種を蒔いて育てます。鉢やプランターに種を直播をします。1週間ほどで簡単に発芽します。
苗の植え付けは3月中旬ごろ。こぼれ種でも増やすことができます。
ルッコラの種まき
去年収穫した種を蒔いてみることにしました。
種まきポットに布をかぶせて暗くして置いているので、芽がもやしのようにひょろひょろ育っています。
隣の列に植えているマロウブルーも芽を出していますが、他の種はまだなので
これからどうしようかな・・・。
日中は、太陽の光に当てているからか、葉っぱの色が少し濃くなりました。
大きめのポットに移し替えてあげたいな・・・と思いながら、毎日の忙しさに流されて、そのままになっています(;’∀’)
早く植え替えてあげたい。
栽培場所
日当たりと水はけのよい場所で育てます。
夏の暑い時期は、コンテナや鉢植えの場合は風通しの良い涼しい場所に移動させます。
増やし方
花が咲いた後に種が出来るので、種が茶色く枯れてから収穫して保存します。9月~11月または翌年の3月~7月に種を蒔いて育てます。こぼれ種からでもよく育ちます。
アブラムシが付きやすく、モンシロチョウが葉に卵を産み付けると、アオムシが葉を食べてしまうので、要注意です。
ロケット(ルッコラ)のこぼれ話
古代ギリシア・ローマ時代からコリアンダーやスィートバジルなどとともに盛んに利用されてきました。この時代には、エスカールと呼ばれていて、生のまま食べたり、スープに入れたりして使われていました。
ロケットやガーデンロケットと呼ばれるようになったのは16世紀ころからと言われています。
こちらの写真は、『ルッコラ・セルバチコ』多年生のロケット(ルッコラ)です。
葉っぱの形も、ロケット(ルッコラ)とちょっと違っていますよね。ロケット(ルッコラ)とは品種が違うようです。細い葉が水菜に似ていますね。
ロケット(ルッコラ)は、1年草です。こちらは、こぼれ種から芽を出したのかな?知らないうちに育っていたロケット(ルッコラ)です。今は、2月初旬です。まだまだ寒いから葉っぱが縮こまっていますね。ですが、この時のロケット(ルッコラ)が意外と好きだったりします。苦みが強く感じられて、味が濃い感じ。パンチがあります。ほんの少しの量でも存在感を感じさせるので、サラダには少しだけ入れます。
レタスなどの淡白な葉物のサラダの中に、ロケット(ルッコラ)のようにちょっとクセのあるハーブを加えると味のアクセントになって、食べていて楽しいですよ♪
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