学名： Glycyrrhiza glabra
英名： Liquorice
和名： カンゾウ（甘草）
科名： マメ科
使用部位： 根部およびストロン（ほふく枝）
グリチルリチンという成分が含まれているため、消炎作用や去痰作用や粘膜の刺激を緩和する働きがあります。まさに、喉のためのハーブですね。
生薬ではカンゾウ（甘草）として処方されます。 漢方では、内臓を強くする目的で利用されます。最近では抗ウイルス作用や免疫機能を高める作用が確認されています。
独特の甘みのあるリコリス。口に含んだ後に舌の上に広がる甘みの感覚は
砂糖を口に含んだ時に口の中に広がる感覚とは違う独特の感覚です。そのために好みがはっきりと分かれます。
私の場合、リコリスとの最初の出会いは友人宅で淹れてくれたリコリス入りのハーブティー。そのハーブティーを飲んだ時、独特の甘みが口の中に広がる感覚がとても気に入り、後日 インターネットで同じハーブティーを取り寄せたほどです。
上記の写真は、南フランスのマルシェで撮った写真です。マルシェでは、さまざまなスパイスやハーブを量り売りで買うことが出来ました。
それまで、私が知っているリコリスは、ハーブ専門店で購入した袋入りのもの。リコリスは、使用しやすいように細かく砕かれているので、元々の形など知りもしませんでした。
この時、初めて原形に近いリコリスを見て、感激したのでした。フランス語で書いてあるのに、良く気付いたな～などとこの写真を見て当時の事を思い出します。
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