これから花粉の時期がやってきます。目のかゆみ、鼻のムズムズ、鼻水、鼻づまりなどの症状で悩まされる方も多いと思います。この記事では、そんな不快な症状を緩和してくれるハーブについてご紹介します。
炎症を抑えるメディカルハーブ『ネトル』
ネトルは、古くから血をキレイにしたり血を作ったりする目的で利用されてきました。ハーブ療法が盛んなドイツでは、春先のアレルギーなどの予防のための春季療法として用いられています。
花粉症やアトピーなどのアレルギーに
カリウムやケイ素を豊富に含んでいるため、利尿作用があり体の中の老廃物や尿酸を排出してくれます。そのため、アレルギー疾患や痛風などでお悩みの方におすすめです。
貧血の方に
鉄分や鉄分を身体に取り入れるために必要なビタミンC、葉酸などを含んでいるため造血作用があるので、貧血でお悩みの方や妊活中の方や妊婦や授乳婦の方にもおすすめです。
花粉の不快な症状にオススメのメディカルハーブ『エルダーフラワー』
エルダーフラワーは、抗カタル作用をもつので花粉症で鼻づまりの不快な症状に役立ちます。
風邪やインフルエンザにオススメ
『インフルエンザの特効薬』と呼ばれ、古くからヨーロッパやアメリカ先住民の伝統医学で用いられてきました。
フラボノイドの中でも利尿作用の高いルチンやクエルシトリンを含んでいるので利尿作用があり、また発汗作用があるため風邪やインフルエンザで高熱が出た時に汗をかくことで体温を下げるのに役立ちます。
また、 ヨーロッパでは古くから飲まれてきた コーディアルというエルダーフラワーを使用した甘いシロップは、水や炭酸で割って飲む伝統的な飲み物です。
炎症を起こして消耗したビタミンCを補給できるメディカルハーブ『ローズヒップ』
ローズヒップは、その楕円形の形からビタミンCの爆弾といわれていて、ビタミンCがレモンの２０～４０倍も含まれています。
花粉症などでかゆみなどで身体が炎症を起こしているときは、ビタミンCを消耗します。その消耗したビタミンCを補給するのにローズヒップが役立ちます。ハーブティーで飲用すれば簡単に身体に摂り入れることが出来ますし、ローズヒップのビタミンCは、熱にも強いためハーブティーにしても摂り入れることが出来ます。
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