ハーブの美味しいたのしみかた      fleurage de cuisine
ハーブ図鑑

日本のメディカルハーブ『ジンジャー』の効果・効能

学名: Zingiber officinale
英名: Ginger
和名: ショウガ
科名: ショウガ科
使用部位: 根茎

ジンジャーは、熱帯アジア原産のハーブで古代から医療に役立てられてきました。

世界最古のスパイスともいわれています。日本で栽培が始まったのは、平安時代からだそうです。

ジンジャーの効果・効能は?

ジンジャーは、胃腸の働きの停滞や吐き気、風邪の諸症状に用いられます。
吐き気に有効なので、乗り物酔いや手術後の麻酔による吐き気、または化学療法剤による吐き気、妊婦さんのつわりの時にも用いられます。
また、

ジンジャーの根茎に含まれるオレオレジンには、ターメリックに含まれる色素成分のクルクミンに近い化合物である成分が含まれています。この成分は、ジンゲロールやショウガオールとして知られていて、ジンジャーのピリッとした味の元となっています。
ショウガオールという成分には、消炎・鎮痛作用があり関節炎などの痛みの緩和にも用いられます。

新陳代謝を活発にして、発汗作用を高める働きがあって内臓の働きを活発にします。

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