今回は、サークルのメンバーさんのリクエストで『お鍋ハーブウォーター作り』でした。
ハーブウォーターは芳香蒸留水と同じもので、本来ならば蒸留器を使って作ることが多いのですが、蒸留器って結構高価なものですし、お庭でハーブを育ててそれをご家庭で身近に収穫したハーブを利用出来たらいいですよね！ということから、今回は皆さんと楽しむことにしました。
ハーブウォーター（芳香蒸留水）とは
芳香蒸留水とは、基本的には『ハーブの水蒸気蒸留により得られる芳香成分を含む水』のことで、お水にハーブエキスや精油をまぜたものとは違います。
蒸留器でハーブの入ったお水を加熱して、ハーブの香りの成分を含んだ立ち昇る水蒸気を冷却することによって得た香りを含んだお水の事を言います。
ハーブウォーターの効果
ハーブの有効成分がお水に溶け込んでいるので、それぞれのハーブの持つ薬効が含まれています。
保湿成分のあるハーブを使用したハーブウォーターは、０．００５％濃度のヒアルロン酸と同程度で、1％濃度のグリセリンよりも明らかに、肌に乗せたあとの水分量が増加したことが、研究データで出ています。
井上重治参照
ハーブウォーターは、使うハーブを選べば市販の化粧水と同程度の保湿効果を得ることが出来ることがわかります。
こんな素晴らしい効果を秘めたハーブならば、お庭に植えたままにせずに活用した方がいいですよね！
今回は、メンバーさんからもご自宅のハーブを持ち寄っていただいて
『お鍋ハーブウォーター（芳香蒸留水）作り』をしました。
ハーブの効能について
アロマテラピーで使用する精油は、脂溶性成分がほとんどです。
芳香蒸留水に含まれる成分は、精油とは異なる成分が溶け込んでいるため
精油の効果効能とは違っている場合があります。
ローズマリー
・肌表面の老廃物を取り除いてくれる。
・炎症や肌荒れを鎮めて、肌を元気にしてくれる。
レモングラス
・炎症を抑える
・疲れを癒す効果
・お肌のアストリンゼント効果
ローズゼラニウム
・荒れた乾燥肌、脂肪肌、赤ら顔、化粧落としに使用されています。
タイム
・抗菌、抗酸化作用、皮膚の保湿機能増加が期待できます。
レモンバーム
肌荒れ、湿疹、発疹、加齢肌に有効です。
ペパーミント
昔は、万能の化粧水と言われていてニキビ肌、疲労した肌、日焼け肌に有効です。保湿効果も期待できます。
ハーブウォーターの保存期間は？
ハーブウォーターには保存料を使用していません。ですので、清潔な瓶に入れて冷暗所で保存した場合（開封しない状態）だと、３か月ほど。開封した後は１カ月を目安に使い切るようにしてください。
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