ハーブの美味しいたのしみかた      fleurage de cuisine
新着情報

傷の修復のためのハーブオイル

今回は、肌荒れというよりは傷の修復に役立つようなハーブや精油を選んでミツロウクリームを作りたいと思います。

次回のハーブサークルでは、ミツロウと植物オイルを使ったミツロウクリーム作りにしようと思っています。
2年前にもミツロウクリーム作りをしました。
ミツロウクリームは、初心者の方にも作りやすいクリームです。
『冬の荒れた手足に塗ると、しっとりとして使い心地が良い』って人気でした。

今回選んだハーブは、セントジョンズワート。

どうしてセントジョンズワートを選んだかというと

セントジョンズワートの主要成分は、タンニンです。
タンニンは、収れん作用があるのです。

収れん作用とは・・・
タンニンが、皮膚や粘膜のたんぱく質と結合して薄い膜を作ります。これによって、炎症をおこした粘膜の刺激を和らげてくれるのです。

このタンニンの働きを期待して、傷の修復に役立つミツロウクリームを作りたいと思います。

お庭に出ると、まだ背の低いセントジョンズワートが。

今回は、12人分のオイルを用意するので少なくても大丈夫かな?

収穫しました。

まずは、インフューズドオイルの準備から。
インフューズドオイルというのは、浸出油ともいいます。
植物オイルにハーブを漬け込んだものです。

まずは、インフューズドオイルに漬け込むために収穫したセントジョンズワートを乾燥させました。

瓶にドライにしたセントジョンズワートを入れて、オイルを注ぎ入れます。

セントジョンズワートのインフューズドオイル
【材料】
植物オイル  200㎖
セントジョンズワート 適量
保存用の瓶  250㎖くらいのもの

【作り方】
①保存用の瓶にドライセントジョンズワート(瓶の1/3くらいの量)
をいれます。

②植物オイルを①に注ぎ入れます。

③瓶の蓋をして、2週間ほど置いて成分をオイルに抽出します。
  (1日1回瓶を振ります)

今回は、インフューズドオイル作りがわかりやすいように動画を作ってみました。

豊富なハーブの知識を活かしたハーブ薬膳の提案をしています
レシピ本/料理本の執筆、レシピ開発、ハーブ薬膳フードコーディネートのお仕事を随時承り中です。出版社・広報・商品開発部などの企業ご担当者様、お気軽にご連絡ください。
料理に関するご提案につきましては、各媒体や企画に合ったご提案をさせていただきます。

企業・メーカーでのレシピ開発・レシピ提供
飲食関係のメーカーでのイベントや販促、広告媒体でのレシピコンテンツでのレシピ開発のお仕事も承っております。女性向けコンテンツではお料理という媒体は人気があります。30代〜50代の健康意識の高い、暮らしを大切にする女性をターゲットとした体の中から健やかに美しくなるお料理をご提案します。

お問い合わせはこちらからどうぞ
(2日以内にお返事いたします。)